先週末滋賀のおとなり京都で Drupal Camp Japan 2014 in Kyoto が開催されました。スタジオ・ウミからは大野、 Jill 、山中、私の4人が参加してきました。
日本ではじめての Drupal Camp 、私は個人的にはじめての Drupal イベントということで、参加する前はなかなかイメージがわかなかったのですが、いざ参加してみると Drupal 8 話あり、英語セッションあり、 SaSS などのフロント周りのお話もあり、彩り豊かなおいしいランチもあり(笑)と盛りだくさんで、とても充実した時間を過ごすことができました。会場が祇園の神社内の建物だったことも京都ならではな感じでとてもよかったです。
内容について
内容は事前に告知されていたとおりのもので、全セッションのタイトルは次のページに載っています。
スケジュール | Drupal Camp Japan 2014 in Kyoto
スライドなどはまた公開していただけるとのことでしたので、当日行きたかったけど行けなかった方はまたページをチェックしてみてください。
いくつか感想を
個人的に印象に残ったことをいくつか手短に。
Drupal 8
カナダからやってきた Chris さんが Drupal 8 の話をしてくれました。 Drupal 8 のページにも書かれているとおり、 Drupal 8 にはさまざまな点で Drupal 7 から進化したポイントがあるそうです。
コンテンツライター、サイト管理者、技術者など CMS にはさまざまな立場の人が関わります。そのそれぞれにとって Drupal 8 にはどんな意味があるのか、どんな価値があるのかということをわかりやすく説明されていました。
スタジオ・ウミでも今後、さまざまな視点から見た Drupal 8 のメリット・リスクを正しく認識しつつ価値ある形で Drupal 8 を提供していければと思います。
Stay for the community.
Come for the code. Stay for the community.
これはコミュニティについての話題の中であがったことばです。日本語でいうと「(コミュニティに)技術を求めてやってきて、コミュニティに惹かれてそこにとどまる」といったニュアンスでしょうか。
「長ーーいお付き合いは技術だけでなくコミュニティやコミュニケーションがよくてこそ」というのは Drupal コミュニティ にかぎらず、その他のサークルや集まり、会社についても言えるところかと思います。 Drupal コミュニティへの関わり方についてもそうですしその他の面でも今後意識していきたいところです。
OIST
OIST 、日本名で「沖縄科学技術大学院大学」という大学が沖縄の恩納村にあります。私は直接そのキャンパスに行ったことはないのですが、技術好きとして前々から少し気になる存在でした。 今回はそこで広報・サイト戦略を担われている方が Drupal 活用話をされました。
OIST は日本の大学でありながらスタッフの多くが外国籍の方であったり日本語・英語両方を共通言語としていたりと先進的・画期的な大学とのことで、その大学で Drupal が採用されているというのは、日本の Drupal コミュニティにとっても大きな励みになるところだと思いました。
Drupal を使った大規模サイトとしても、世界を意識した日本の新しい大学としても、今後注目していきたいです。
・・・以上です。
今回私ははじめての Drupal Camp でしたが、全体的にとても和やかなムードで、日本らしい演出もあり、プレゼンター・参加者双方へのおもてなしも行き届いており、とても素晴らしいイベントだったかと思います。久しぶりの畳で足はしびれましたが、、とても楽しく参加させていただくことができました。
今回ご準備いただいた実行委員のみなさま、プレゼンターのみなさま、ありがとうございました。
スタジオ・ウミは運よくプレゼント景品もいくつもいただいてしまいました。
次回 Drupal Camp Japan の予定
次回の Drupal Camp 、 Drupal Campl JAPAN vol.2 は今年の9月20日(土)、場所は大阪で開催されるそうです。興味のある方、今回残念ながら参加できなかったという方はぜひ今から予定を空けておいてください。
募集しています
スタジオ・ウミは「Drupal」に特化したサービスを提供する Drupal のエキスパートチーム。
フルリモート&フレックス制だから、働く場所を選ばず時間の使い方も自由です。
そんなワークライフバランスの整った環境で、当ブログに書かれているような
様々な技術を共に学びながら、Drupalサイト開発に携わってみたい方を募集しています。
まずはお話だけでも大歓迎!ぜひお気軽にご連絡ください。