先日 5 月 16 日(土)、滋賀県草津市で Drupal Cafe が開催されました。先日の記事でも書かせていただきましたが、今回はウミメンバー念願の滋賀県内初(!)となる Drupal Cafe 開催です。
今回はそのプチレポートをお届けしたいと思います。 最初にイベント概要を、つづいて私の所感を述べていきます。
概要
イベント概要はこちら。 Drupal Cafe はふだん金曜日に開催されることが多いですが、今回は特別に土曜日に開催していただきました。
- 日時: 2015/5/16(土) 13:00-17:00
- テーマ: Drupal翻訳承認スプリント! & アンカンファレンス
- 場所: 草津市立まちづくりセンター(滋賀県草津市)
- アクセス: JR 草津駅から徒歩3分
- 会場費: 500 円
参加者は全員で 10 人強でした。 私は「どうせ滋賀でやったらみんな来ないんでしょ・・・」という卑屈な予想をしていましたが(笑)、今回の参加メンバーはお隣の京都からだけでなく関西からは大阪や神戸、遠いところでは岡山、名古屋や沖縄からも来てくださって、個人的にはうれしい意味で予想が裏切られました。 私は主催者でも何でもありませんが、遠方からご参加くださったみなさまには特に感謝をお伝えしたい思いです。ありがとうございました! 今回は交通の便を考え駅前の会場を手配させていただきましたが、びわ湖の湖畔にはもっとスプリント向きなおすすめな場所なんかもありますので、また次回機会を設けてぜひお越しいただければと思います。
内容に関しては、事前には「翻訳承認スプリント + アンカンファレンス」ということでお話をいただいていましたが、当日は「各自での翻訳 + チームでの翻訳承認」を行いました。 今回の翻訳の主な対象も前回までと同様 Drupal 8 コアのインタフェースです。 最近の Drupal Cafe で精力的に翻訳を行っていることもあり作業は順調に進んできていますが、それでも D8 にはまだまだ多くの未翻訳/未承認インタフェースが残っています。 D8 のリリースが来年以降になりそうという噂も入ってきていますので、どうにかそれまでには日本語環境をひととおり揃えてしまいたいところです。
所感
私の所感やメモをいくつか箇条書きであげてみます。
- Drupal の翻訳環境は比較的整っているのでやっぱり快適。 localize.drupal.org のおかげで瑣末な作業に煩わされず翻訳作業に集中することができます。
- とはいっても、ソフトの翻訳や翻訳の承認作業はやっぱりそれなりに大変。これまでお世話になってきたオープンソースのソフトウェアでもこんな影の努力があったことを思うと本当に頭が下がる思いです。
- 翻訳作業にはプログラムがわからなくても参加できるのでプログラマー以外の方にももっともっと参加してもらいたい。 Drupal に関していえばやはり日本のコミュニティは「貢献」よりも「お世話になっている部分」が大きいと思うので、このあたりは私たち自身ももっとがんばっていくべきだしもっと多くの方に参加していただけるように盛り上げていきたいところです。
懇親会のお店もとてもよくって、私はいろんなお話を楽しく聞かせていただくことができました。
また 2 回目の滋賀県開催を楽しみにしています。次はもっと滋賀県らしい場所などにも行きましょう!
次回以降の Drupal Cafe はまた金曜日開催に戻って大阪か京都で開催される形になるかと思います。 また近々、神戸、岡山でもやりたいですね。
Drupal Cafe はいつもとても和やかな雰囲気でジェントルメン/ジェントルウーメンが多いので「 Drupal が気になっている」という方も「日頃 Drupal でバリバリ開発している」という方もお気軽にご参加いただくとよろしいかと思います。
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