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Drupalの開発効率を劇的に向上させるDrushのインストール方法8通り

Ohno Yutaro

この記事は古くなっています。最新の Drush のインストール方法は 2020年版 Drush と Drush Launcher のインストール方法 をご覧ください。

こんにちは。最近はインフラ環境の整備にどっぷり浸かっていて、Drupalの仕事を全くしていない大野です。

DrupalにはDrushと言うコマンドライン上でDrupalサイトを操作できるツールが用意されています。操作と簡単に言ってしまいましたが、「こんな事もできるの!」とビックリするくらい多種多様のコマンドが用意されています。

Drushでできること

  • Drupalコアやモジュールのアップデート
  • キャッシュのクリア
  • JS/CSS最適化などのオン・オフ
  • クリーンURLのオン・オフ
  • サイトをデータベースのダンプを含めて丸ごとバックアップ
  • ローカル環境と本番サーバーとのファイルやデータベースのやりとり
  • Drupalサイトを1コマンドでインストール

上記はほんの一例です。また、メジャーなモジュールの殆どがDrushに対応しているのでモジュール固有の操作をすることも可能です。それぞれのコマンドについては追々弊社のスタッフの誰かがブログにしてくれると信じています。

ちなみにDrushはDRUpal + SHellの略らしいですよ。

インストール

ありがたいことに世界中のDrupalistsの方たちが簡単にインストールできるように様々なパッケージを用意してくれているので、環境によってはコマンド一つでインストールすることができます。

ただ、パッケージ管理系でインストールする場合は若干古いバージョンが使われていることが多いため、最新バージョンを使いたい場合は手動でインストールしてください。

それでは各環境に合わせたインストール方法を紹介しましょう。

Pear

PHP + Pearが入っている環境なら下記のコマンドでインストールすることができます。

$ pear channel-discover pear.drush.org
$ pear install drush/drush
$ drush version

Homebrew

Macでパッケージ管理ソフトとしてHomebrewを使っている場合は下記のコマンドでインストールすることができます。

$ brew install drush

Homebrew外部リンク

MacPorts

Macでパッケージ管理ソフトとしてMacPortsを使っている場合は下記のコマンドでインストールすることができます。

$ sudo port install drush

The MacPorts Project外部リンク

Ubuntu

$ sudo apt-get install drush

Cent OS 6 / Fedora

下記は未検証ですがyumでもいけるみたいです。

$ yum install php-drush-drush

Windows

一昔前まではサポートされていなかったのですが、今ではWindows用のインストーラーが用意されています。すみませんがこちらも未検証です。

Drush Windows Installer外部リンク

Unix系OSでGitを使ってインストール

常に最新のバージョンを追いたい場合やバージョンアップを簡単にしたい場合はGitを利用するのがお勧めです。

$ git clone https://github.com/drush-ops/drush.git

上記を実行したフォルダの中にdrushというフォルダが作成されますので、下記の様な感じでパスの通った場所にシンボリックリンクを貼ってください。

$ sudo ln -s /usr/local/share/drush/drush /usr/local/bin/drush

Unix系OSGitHubからダウンロードしてインストール

GitHubからZipで圧縮された物が配布されているので、(GitHubのDrushリポジトリ)[https://github.com/drush-ops/drush]にあるDownload ZIPをクリックして任意のフォルダに解凍してください。あとはパスの通った場所へシンボリックリンクを貼るだけです。

$ wget https://github.com/drush-ops/drush/archive/master.zip
$ unzip drush-master.zip
$ sudo mv drush-master /usr/local/share/drush
$ sudo ln -s /usr/local/share/drush/drush /usr/local/bin/drush

上記はLinuxにインストールする場合の一例ですので、パスなどは自分の環境に合わせてください。

まとめ

インストールは無事出来たでしょうか?Drushを使うと今までブラウザ上で操作していた作業が一瞬で行うことができます。是非Drushを活用して作業効率を向上させましょう。

関連リンク

スタジオ・ウミは15年以上の実績を誇るDrupal専門の開発会社です。豊富な知見とノウハウでDrupalサイトの開発や技術サポートなどDrupal関連サービスをワンストップでご提供します。

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